そばは縄文時代に中国南部より朝鮮半島を経由して日本に伝わったとされます。
その最初の場所が、対馬です。
そばは元々、他品種との交配がしやすいもので、なかなか在来種を守るのは容易ではありません。
対馬が原種に近い在来種を残せてきたのも、対馬が離島であるがゆえだと思えます。
対馬在来種は粒ぞろいが良く、緑身が強く、風味豊かで、ほんのりと苦味も感じられるほどだと聞きました。
今年のものは、天候不良により不作だったようで、色は出ていませんが、そば本来の強さ(コシ、風味)を感じる事が出来ます。
コシに関しては、「二八そばなんじゃないの?」と、お客様から言われてもおかしくない仕上がりに。十割そばでこのコシはなかなかないかと…。
今日は並そばに、明日から粗びきにする予定です。
是非一度ご賞味くださいませ。ご来店お待ちしております。