自分のお店が持てたら絶対やってみたかった、熟成そば。
単に熟成そばと言っても、打ち手の考え方しだいでいろいろな解釈があり、十人十色です。
打ったおそばを数日寝かせても、熟成そば。
そばの実を寝かせても、熟成そば。
何日寝かせるかによって、様々で、何か一番か決められず、どれも打ち手はそれが一番。
私なりに考えたのは、玄そばのまま(黒い外皮のついた刈り取りしたままのそばの実)を寝かせる事。
結果は、それが正解なのかは判別出来ませんが、予想通り、甘みが増し、微香と言われるおそばの香りが全面に出たと思います。
そんなハナレの熟成そばも来週には終わりになりそうです。
次に会えるのはまた来年。
今シーズンのお気に入りを、寝かせようと思っています。
今年は伊吹在来。滋賀県で大切にされてきた在来種です。
ご興味のある方、是非。